このような時の為に。

福岡県糟屋郡の畳屋、小西畳店です。

ニュースで流れている通り、大雨の被害がすごいようです。

福岡市に近い糟屋郡では昨日もあまり雨は降っておらず、雷がよくなっているくらいの状況。ニュースで流れる映像が同じ県内で起こっていることとは信じられませんでした。

親戚の家が今回の大雨で被害が大きい朝倉にあり、連絡をとってみると家族で避難所へ行っているという状況。何枚か付近の写真を送ってもらいましたが、車が水につかっているおり、玄関の土間は水が貯まっている状態でした。また漏電などで火事も起こっていたようです。幸い、親戚の家は今日電気が通り、ギリギリ床下までの浸水だったようで今は自宅へ戻れているようです。

今回は自分自身被害にあうことがなかったですが、改めていつ被災する側になるか分からないと考えさせられました。常に被災にあってもいいよう準備が必要です。

また今回のような自然災害が起きた時、畳屋としてまた一人の人間としてできることはなにか。を考えるべきだと。

昨年起こった熊本地震の際、福岡の畳屋で被災地へ畳を送るという話になりました。しかしスペース等の問題があり話は中止に。邪魔にならないサイズで、軽く、普段畳を作っている技術を使いできるもの。被災し心の休まらない方が、少しでもリラックスできる為の物。そんなものを開発できれば、今回のような時、畳屋として被災した方へ支援できるのではないかと思います。

今現在も雨が降っています。少しでも早い復旧とこれ以上、被害が拡大しないことを祈ります。

 

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