柔道と畳。

福岡県糟屋郡の畳屋

小西畳店です。

リオオリンピック柔道で男子73キロ級で大野選手が金メダル、女子57キロ級で松本選手が銅メダルを獲得しました!この後の選手も続いて欲しいです。

柔道は畳の上で行われる競技。柔道で使われる畳と一般のお宅に敷いてある畳は少し違います。現在開催されているリオオリンピックなど、近年のオリンピックで使用される柔道畳はビニール製の畳表を使っており、畳床もクッション性のあるものです。しかし1964年に行われた東京オリンピックまでは、「七島藺表(しちとういおもて)」を使った畳が使われていました。先日、七島藺表の生産・製造の見学へ大分県国東半島に行きました。今日はあまり知られていない七島藺表をご紹介しようと思います。

畳表の材料はイ草と思われてる方が多いと思います。しかし現在一般的になっているイ草を使った畳表は江戸時代、庶民が使うことは禁じられていました。また畳縁も身分により色が決められていました。その為庶民が使ったのは丈夫で、肌触りの良い七島藺表。長屋、商家などで使われており、火に強く耐久性があるので囲炉裏のある東北、北陸地方の農家や炭鉱に使われていました。近年では炭鉱の住宅、また上で書いたように柔道畳で使用していました。現在人気の縁なしの「琉球畳」これは元々七島藺表を使った畳のことです。

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七島藺表の材料は名前の通り、七島藺を編んで作られたものです。七島藺は断面が綺麗な三角形になっています。(写真を撮り忘れましたが・・・。)収穫後1本1本を2つに割いて、乾燥させその後、織機を使い織っていきますが、手作業で行うため、1日で1枚から2枚ほどしか生産できません。七島藺表は栽培や製織が機械化出来ず、手間がかかることなどの理由から七島藺の栽培する農家が減り、現在は大分県国東市でしか製造されていません。その為高価であり、現在は主に料亭や旅館などで使用されています。

庶民の生活を支えた七島藺表。この先も途絶えさせてはいけない日本の文化です。

弊社でもお要望があれば七島藺表を使った畳を制作できます!ただ通常の畳とは違いお時間をいただきます。七島藺表の入手に時間がかかる為です。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

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